ちょっとタイムス 2023
鶴岡タイムススタッフが感じたりしたことを書いているコラム。
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令和5年3月1日号
車の運転が好きな私は、旅行や親戚の冠婚葬祭などでの他県への移動は、ほぼ車を使います。時間も行き先も自由に変えられるところが自分の性に合っているからです。
これまで最も長距離を運転したのは、島根県の松江と香川県の高松。どちらも友人の結婚式でした。娘が大阪にいた時には引っ越しを含め、何度も通いました。学生時代は北海道の3分の2の地域を車で旅行したこともあります。
スマホやカーナビがない時代は、事前に目的地の大まかな町割りや主要な道路を紙の地図を見ながら記憶するのも楽しみのひとつでした。そして初めて訪れた町を頭の中の地図と擦り合わせて運転すると、新しい道や町を覚えたという喜びになります。
コロナ禍以降、県外に出ることは皆無でしたが、今年はしばらくぶりに旅行に出かけたいと思っています。
ちなみに私の脳細胞は、人名や年号を覚えるのは不得手ですが、運転しながら見た風景は、はっきり記憶できるつくりになっています。(M)
令和5年2月15日号
皆さんは、人生の1冊のような本はありますか? 僕の1冊は、「塩狩峠」です。
元々、20歳くらいまで学校の読書感想文のためにしぶしぶ本を読むくらいで、ほんとんど読書したことはありませんでした。そんなある日、友人に勧められて出合った本が「塩狩峠」です。たまたま、入院している祖父を見舞う直前にその本を読了してしまいました。感動で目を泣き腫らした状態で祖父の見舞いをしたため、祖父は自身の命が長くないと誤解したようでした。祖父は、それから1週間後には無事に退院しました。
その本に出合い読書の面白さを知り、現在、1週間に最低1冊は本を読む生活をしてきました。ただ、本(主に文庫本)を買い過ぎて、家の床が抜けるから、これ以上は本を買ってダメだと家族に言われました。そのため、今は、以前買った本を読み直しています。ちなみに、僕に本を勧めてくれた友人は、本を買って読み終わると、すぐに捨てるため、本は貯まらないそうです。 (小)
令和5年2月1日号
私がこのコラムを書いているまさにこの日、10年に一度の大寒波が来ている。そんなビンゴな日に我が社は校了日という運が良いのか悪いのか。月末にかけては仕事が立て込むので、少し前にニュースで知ってからは前倒しでできるものは済ませ、当日は極力外出しないように準備して今日(1月25日)を迎えました。今のところ大きな支障はなく過ごせています。
大寒波に合わせてつい買ってしまったもの、湯たんぽ。子供の頃は毎日使っていました。夜に、お湯を入れた湯たんぽを布団の中の背中の部分に置いてからお風呂に入ります。寝る時に湯たんぽを足で下の方に押しやり、隙間風に負けず、背中も足元もポカポカで寝ていました。
今回買ったものは充電式。電子レンジでチンするやつでも、へぇ〜と思っていたのに。10分程線に繋いで熱くなったらタオルに包んで使ってみました。やっぱり暖かい。懐かしさも感じながら室温マイナス2度くらいの大寒波の夜も爆睡できました。(F)
令和5年1月15日号
人は、ついうっかり、いろいろと忘れてしまうものです。
最近、私が忘れたのは、仕事で使っているICレコーダーを取材先に置き忘れ。運転免許更新に必要な講習会に参加し忘れ。後でしようと思っていた家事や私事もその場ですぐにやっておかないと、忘れてしまいがちです。冬の暖房も、夜寝る前や朝出掛ける時に消し忘れしやすいです。
我が家ではこの冬、エアコンの温度設定を低めに24時間つけておく、というのを試しています。こまめにオンオフするよりも節電になるとの説をあちこちで見聞きするからです。これは私としては、消し忘れも回避できるので一石二鳥。
でもこれって実際どうなんでしょう。外気温が低い時にオンすると高出力になり、確かに電気をくいそう。そして、留守中や就寝中に動き続けているのも…。消費電力の推移を比較してみようと今思っていますが、調べようとしていたことを忘れるでしょうね、きっと。 t-tak
令和5年1月1日号 必要とされるタイムスへ
令和4年は新型コロナに加え、ロシアによるウクライナ侵略のニュースが毎日、新聞やテレビで報道されていました。特にウクライナ侵略の問題は電気、ガス、食糧品をはじめ、多くの生活資材の物価上昇を招き、それがまたニュースになっている状況です。
そんな気持ちが塞がるような話題が多い中で、鶴岡タイムスを発行する意義をあらためて考えました。私たちができることは地元の話題をできるだけ分かりやすく記事にすること。まちづくりなど地元の課題やその取り組みを紹介する特集記事には特に力を入れていきます。
最近では鶴岡市藤島地域で、小中一貫教育の導入を視野に入れた教育環境のあり方について検討する「藤島地域教育振興会議」の様子を特集で取り上げ、継続して伝えていきます。小中一貫教育については、鶴岡市だけでなく、児童生徒数の減少が進行する全ての地域の参考になると思われ、読者の関心が高まる話題だと考えています。
また、読んだ後にホッとするような、イベントや芸術鑑賞、スポーツ観戦などに出かけたくなるような記事、地元出身で活躍している方の記事を多く掲載できればと考えています。
今後も読者に必要と思われる記事、これは読んでほしいと思う記事を考え抜き、丁寧に取材し掲載していきます。
有限会社鶴岡タイムス社 代表取締役 長谷川松浩